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わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である。 わたしにつながっている枝で実を結ばないものは、父がすべてこれをとりのぞき、実を結ぶものは、もっと豊かに実らせるために、手入れしてこれをきれいになさるのである。

ヨハネによる福音書15章1-2

このぶどうを見て上記の聖書を思い出しました

母はクリスチャンではありませんでしたが、晩年はキリスト教系の小学校で校務員をしていました

きっとお母さんもこの聖句は聞いたことあるはず


売っているぶどうとは違うこの姿

以前までは、売っているような房にするために不要な実を取り除くことをこの聖句のイメージとしていましたが

最近は解釈が変わりました

 

不要な粒があるというわけではなく、

不要なこと、心を惑わすことから離れ、心身を健やかに保つことで

房として、ぶどうとして実を結ぶ

ということなのかな

と思うようになりました


だからこの房の様子も正解


さぁ、私は自分自身を手入れできているか

背筋を伸ばして見渡そう

先日はかすが塾の3回目でした

2回目は私の体調不良により、

馬場ファームの馬場さんがピンチヒッターを務めてくださり、本当に感謝でした


今回は、小郡のラッシュファームさんのご協力の元

小松菜の深堀りから、伝統野菜のお話へ

小松菜ってどこでも見かけるけど、東京の伝統野菜なんだよ

というところから

伝統野菜クイズへ

50問作ってみました

解説編ではついつい喋り過ぎてしまい

試食の時間が短くなってしまいました


最高得点者の3年生2人には見本で使ったほうれん草と小松菜をプレゼント

意外と高得点で70点台!もっと難しくしても良かったかな

 

試食は小松菜のナムルと小松菜とベーコンのスープ

スープはベーコンと小松菜を小鍋で炒めてから

そのまま鍋に水を入れて作るので、栄養を逃すことなく食べられます

どちらもちょっと塩を多めに

みんな汗かいて塩分を欲しているだろうと思ったからです

おかげさまで全部売り切れ

美味しく作ってくれたアシスタントの娘と

ラッシュファームさんの美味しい小松菜のおかげです

ありがとうございます


最後片付けながら、クイズに参加した先生に点数を聞いてみると

88点

先生が最高得点でした

「楽しかったです」と笑顔の先生

先生も楽しんでいただけてよかった


で次回はいよいよ…。



先月、私達夫婦も銀婚式を迎えました

無事にと言いたいところですが、私が熱発し、寝込み、

結婚記念日当日は非常にグダグダでした

結婚記念日に近い土曜日に

アイランドシティにある「KOGISHI」を予約していたのですが

延期に

色んな人に多大なご迷惑とご心配をおかけした、結婚26年目の始まりでした

 

それでも節目のお祝いをしたかったのは

主人の両親が、二人揃って金婚式を迎えられたこと

仲の良かった叔母夫婦が、金婚式を目前に叔父が逝去したこと

いろいろな夫婦の形を見て、

やりたくでもできないこともあるのだから、二人が生きているうちは、お祝いをしていこう

と、先輩方を見て痛感したからです

 

そしてようやく先日、家族揃って「KOGISHI」へ


シェフにも奥様にもスタッフの方にも、おめでとうございますの後に心配される私

その節は本当にご心配おかけしました

SUMMER VACATIONというテーマでのお料理

3月に鹿島であったイベントのお料理に感動していたので

また違うテーマのお料理に出会えることにワクワクが止まりません


お酒は、人生初のワインペアリングをお願いしました

ワインは独学で学んできましたが、きちんと体験はしたことがなかったので

いい機会なのでここで、と

次女はワインは苦手なので、好きなお酒をその都度頼むことに

家族揃ってお酒が飲めるのも、幸せだな、と思います

ルイナール ブラン・ド・ブラン

個性的なボトル 安定感があるので一輪挿しにしたら可愛いな、と思ったのは内緒

 

おそらく長女は人生初のシャンパーニュでは?

つぶらな瞳を大きくして飲んでました

ふふふ


前菜には「散策」というタイトルが

輪切りの木に提供された前菜

どれを食べるか迷うのは、森の中で迷ったアリスの気分

4人それぞれに食したものの感想が違って

それを語らいながら食べることのなんと豊かなことか

春のイベントでもあったムツゴロウのチップ

型抜きをどうしてるのか、この繊細な姿を見て想像してしまいます

手前のむつごろうも食べられるのですが、今回はディスプレイ

夏の海

岩牡蠣を低温で加熱して、エシャロットやデラウエア、バイマックル(コブミカンの葉)のゼリーにスイカのソルベ、種をイメージしたフランスのチョコレート菓子


1℃にこだわって調理した岩牡蠣

デラウエアの皮むきという繊細な仕事

エスニックで使われるバイマックルをアレンジして、スイカとともに夏らしさを演出

食べすすめる度に爽やかな海風を感じる一皿です

さすが夏休み

この牡蠣合わせたのは「鍋島 サマームーン」

なんと日本酒!

でも正解な気がします

鍋島はシェフの出身、佐賀の銘酒

九州の野菜にこだわっていらっしゃるシェフ

その野菜が育った水で出来た日本酒

サマームーンという名にふさわしく軽やかに仕立てられた鍋島は、

岩牡蠣にも野菜にも合ういい1杯でした

このボトルが出てきた途端「鍋島〜!!!」と喜ぶ4人

周りのお客様、お騒がせしてすみません

鍋島、家族みんな好きなんですもの 許してください

シェフのスペシャリテ「九州の大地」

解説はネットで検索すれば出てくるので割愛します

私の足りない言葉より、ネットのほうが多くの情報とともに詳しく解説してくれます

 

とにかくこれだけの数の野菜やソースの「仕事」をするので、「スペシャリテ」という名にふさわしい一皿です

お皿も有田のもので直径36cm

まるで1枚の絵を見るよう

 

お皿の上の野菜一つ一つの名前を言いながら

「え、まだそれ食べてない」と会話が生まれます

野菜を見て、名前を言って、美味しそうと言って、食べて、美味しいと言って、

25年、食卓に色んな野菜を出し続けた結果が

今この楽しい会話につながったと思うと

しみじみと感動しました

シェフありがとうございます

このお皿は季節で野菜が変わるので、違う季節に来たいね、と

じゃぁ、次の結婚記念日だとまた夏だから、それ以外のお祝いを考えないと

スペシャリテに出てきたワインは、セレーヌ テール・デ・ヨイチ

小岸シェフと同じく「ミシェル・ブラス」氏のスピリッツを持った醸造家平川敦雄氏が作る

北海道のワイン

今まで出会った安心院や都農、常滑とはまた異なるワインで

ため息が出ました

まだ知らない日本がこのグラスの中にあるなぁ、と


北海道は、フランスのボルドーなどと緯度がほぼ同じ

余市はウイスキーのイメージがありましたが、ワインもできるんだ、と思いました


旦那様が定年になったら

貯金をして貯まったら日本のワイナリーを1つ訪ね、

また貯金をして一つ訪ねという旅をしたいと密かに思っているのですが

行きたいワイナリーがまた一つ増えました

至高のBBQ

BBQぽくピックを刺してありますが、

ホロホロ鳥やサマートリュフなど、一般的なBBQではありません

(それが「至高」なのだろうけれど)

バナナのソースが遊び心とトロピカルな演出で、ヤシの木が見えたような…

このお皿、写真ではわかりにくいのですが、かなり特徴があるお皿で

次女が「これ、SAGAMADOに売ってるかも」と言ってました

今度「SAGAMADO」のぞいてみようかしら

有明海の恵み

アマダイを鱗つきのままパリッと焼いたものに

佐賀のサフランを使ったソース

シーアスパラガスも可愛らしく

有明海のそして佐賀の豊かさを表現されています

奥の黄色のソースは「佛手柑」

今まで小学生のみかん講座で

「佛手柑は食べられない」と伝えてましたが、まさかこうして食べられるとは

でもお味は大人味なので、小学生は食べられないかな

ここで出たのが アルザスのワイン ドメーヌ ポール ブランクのピノ・グリ

アルザスワインらしい細身のボトルと味わい お手本のようなアルザスワイン

サフランの香りや、カリッと焼いた甘鯛の鱗の香ばしさも

すべて懐に入れて優しく包んでしまう

そんなワインでした

夏の恋 と題された肉料理

福岡県産の「眠り締め鹿」という鹿のもも肉と

牛のボルシチ・バターチキンカレー・エビのグリーンカレーとナスのソース

お皿が出された後にシェフがひとりひとりかけてくださったのはマデラソースだったのかな?

鹿に気が行ってしまって、聞くの忘れてしまいました


そもそもジビエを締めるのに「ストレスを与えずに生きたまま締める」というのが

農学部長女とお肉博士1級の私には、どうしても想像がつかなくて

くくり罠にしろ箱罠にしろどうやっても野生の鹿を捕まえるには

鹿にストレスがかかるわけで

料理より猟が気になって仕方ない2人でした

 

ソースはなんとナスのソースが一番スパイスが香って

なんだろうなぁ カルダモンやクローブが入ってそうな気がする。。。

(間違ってたら恥ずかしい)


なぜ恋というタイトルになったのか

なかなか鹿は手に入らないとおっしゃっていたので

手に入らない、恋い焦がれるものなのか

お皿のひとときの儚さを恋に例えたのか

それはシェフのみぞ知る。。。

このときのワインは シャトー・シマール サンテミリオン グラン・クリュ

メルローとカベルネフラン

鹿とカレーに負けないしっかりとした味わいのワイン

もう少し重かったらランチには似合わない

この絶妙に良いラインを選ばれるのがさすがプロ

私ならただただ好みでシラーのワインを選ぶかも

ペアリングでお願いしてよかった

勉強になりました


メロンクリームソーダは

想像を超えたソーダ

パチパチする飴や炭酸ガスを含んだメロンのソルベなど

どこからこの発想を得るのか、感動します


デザートワイン

デローソーテルヌ

デザートワインの知識は乏しいのですが、

この1杯だけでも十分満足なデザートのようワインです

独創と言う名のデザート

桃のババ ルバーブ ピンクグレープフルーツと見た目も甘く可愛らしい一皿

ルバーブは北海道や長野などの高冷地で作られていて、九州ではあまり馴染みのない野菜

ジャムが多いのですが、こんなふうにパリッとしたルバーブは初めて

本当に「独創」です

そしてお祝いのメッセージも

ありがとうございます

こんなふうに素敵なバラが描けるなんて本当にアーティストです

私はバラが描けないので本当に尊敬です

これで終わりではなく

余韻

びっくりするほどのデザート

いちごのケーキを、照葉のタワーマンションみたいだね、と笑いながら食べました

シェフこだわりのクレームブリュレ

温度管理が丁寧で、街のケーキ屋さんにも引けを取らないのですが

シェフは街のケーキ屋さんのことも心から尊敬されていらして

そのお互いをリスペクトする気持ちが、食の世界をより良くしていくのだと

教えていただきました

ワインが飲めない次女のために、スタッフの方が選んでくださったリキュールたち

帰りも、バスの時間を調べて、それまでお店に、と申し出てくださったり

一本道なのに、私達家族の姿が見えなくなるまで見送っていただいたり

最高なのは料理だけでなく、おもてなしの姿勢「ホスピタリティ」も最高のお店だと思いました


とても豊かな気持ちで帰路につきました


このお店にまた訪れるのにふさわしい人になるために、また今日から頑張ろう

そんな前向きなエネルギーをくれるお店でした

 

素敵なSUMMER VACATION をありがとうございました

父の実家は壱岐で、子どもの頃お盆は壱岐で過ごしてました

「盆のごちそうだごばっかり」

と伯父が嘆くほど、いろんなだごを作ります


①お墓にお供えするだご

②祭壇にお供えするだご

③仏様のお土産にするだご

気がついたらおばあちゃんが作ってて作り方はよく知らず

ちなみに①と③は食べられません


②は一緒に包んだ記憶があるので、作ってみようと思いました

母が帰省から帰るとき、おばあちゃんが持たせてくれて、

私以上に嬉しそうにしていた記憶があるので作ってあげたいな、と

だごをかからんは(山帰来の葉)で包むのですが、

街では手に入らないので、緑色のおかずカップで代用

ネットで分量を調べてこねこね

これは大きいんじゃないかなぁ、と思いながら出来上がったら

予想通り大きい

おばあちゃんのこの2/3ぐらいだった気がする

子どもの頃の記憶って、結構残ってるものなんですね

 

お母さん、今年はこれで堪忍ね

宗派が違うし、出身も違うからいらない、とか言わないでね

頑張って作ったから持ってってね

夏休み 壱岐に行くと祖母が作ってくれた「炊きそこない」

小豆とかぼちゃのおかゆです

祖母も仏様にお供えしていたので、私も作って母にお供えしました

宗派が違っても、地域が違っても、故人を想う思いは同じ

母と祖母が味見してくれてるかな〜と妹にLINEしたら

「おばあちゃんも家に帰っとるよ」

と言われて

あ、そっかと

 

祖母が「上手に炊けても炊きそこない」と笑ってよく言ってたなぁ

うまく炊けましたかね?お母さん

母の初盆の法要で親戚が集まるので

まずは母にお供えして、その後みんなで食べる用にぶどうを、と考えました

母はお盆には親戚の家に箱入りの巨峰を持参していた記憶があったからです

妹はその理由を知っていましたが、私は知リませんでした

法事って、故人のみんなの記憶を少しづつアーカイブしていくようで、

大切にしたいな、と思います


母は朝倉出身なので、

今回は、朝倉でぶどうを作っている「岩下果樹園」さんにお願いしました

以前、「農縁サミット」で知り合った方

安心院で福岡の方と知り合うなんて、面白くて

その後柿も送っていただいてました

 

岩下さんに用途を示し、金額と日付を指定して「品種おまかせ」でお願いしたら

「愛妻」が届きました

超貴重品種で、色々調べましたが

「志村葡萄研究所が育成した新品種のブドウ」以外詳細はわからず。。。

 

食べたことがない貴重品種に、野菜ソムリエ的に心躍るし

母の初盆という事情を汲んでくださった岩下さんのお心遣いにも感動したのですが


いかんせん


私の父は「愛妻家」ではなかったのです


すみません、笑いました

めちゃくちゃ笑いました

 

日が経つほど、染みるように寂しさが心を占めて来ていたので

この笑いが本当にありがたくて

岩下さんが想定していない方向だと思いますが

結果、私の心を明るくしてくれました

本当にありがとうございました


ぶどうは、皮がしっかりしているのに皮ごと食べられて

色も品がある赤みで

贈答に向いている品種だと思います

果物がそんなに好きではない私の妹も「美味しい」と絶賛

 

「愛妻」だから、妻がいる人に食べてもらおう、といとこが提案してくれたのに

ぶどう大好き女子高生の姪っ子がほとんど食べ尽くしてしまいました

「まったくもう」

と言いながらも笑って姪っ子を見ている母が目に浮かぶようでした


父は持病により施設に入所しており、

その施設が差し入れ厳禁なので、このぶどうは食べられず。。。

まぁ、愛妻家ではなかったから仕方ないね

 

これから、姪っ子や甥っ子、娘たちなど、我が家の次の世代たちが

愛妻を見たら、三連水車の里で岩下果樹園の印を見たら、赤いぶどうを見たら

母の初盆の法事のことを思い出してくれたら嬉しいな、と願う喪主です

急いで撮ったのでピンボケ

4月に、たけのこ狩りにご招待を受けました

その時にごちそうになったのが

南関あげの巻きずし

びっくりな美味しさと経験したことない食感

海苔もいいけど、夏バテ予防にタンパク質を積極的に摂りたいときにピッタリ


地元に行くとこんな大きな南関あげが

わかりにくいけどバリデカイ

大きさの表示が「板」って!大笑いです

 

いなり寿司の要領で煮込んだ南関あげで

太巻きの具で巻いてみました

水分調整が難しくて、すぐ壊れてしまいます

が、味はなかなか再現できてるかと

キモは干ししいたけの含め煮

福岡の南側は産地ですから

 

初めての食感に家族もびっくり

今度もうちょっと水分調整をして食べさせたい

いや、現地に行って、ホンモノを食べさせたい

そう思った南関あげの巻きずしでした

アスパラガス 

北海道は春だけですが 九州は夏芽といって夏も取れます

生産者さんは灼熱の暑いハウスの中、頭が下がります

 

だからこそしっかり料理したいという事で

アスパラのアミューズ

一度でいいからゼリー寄せ作ってみたかったんですよね

ゼリーじゃなくて寒天で

コンソメじゃなくて和風だしでしましたが

美味しい

春巻きは、生のアスパラを生ハムで巻いて、春巻の皮で包んで揚げます

ベーコンってうまく巻けないんですよね、私

生ハムは塩気が強いので、味付けなし、失敗なし

おすすめです


簡単でもいいから、美味しく食べるのが、農家さんへの感謝の一つかな、と思ってます

 

さ、スパークリングワインだー

夏休み、公民館は午前中、宿題用のお部屋と遊ぶ用の部屋の2つのお部屋が開放されます

なんて素敵なんでしょう


で、そのうちの1日

みんなでおにぎりを作って食べます

私はお手伝いでご飯の炊飯とお味噌汁を準備


今年は朝早く畑に行って 空芯菜を収穫してご提供

朝日が眩しい

ごはーん

今年は無洗米だったので、米とぎとか、子どもたちにお手伝いしてもらうところがなくて

炊きあがるまでただ待ってもらいました

ご飯が炊けるまで、色々手順があるのも教えたいところですが、まぁ、仕方ない

お味噌汁

ちょっと具が沈んじゃいましたが

私の畑から、空芯菜、おくら、かぼちゃを

先週のコミ食のときに、道の駅大きからいただいた南関あげもあったのでたっぷりと

お味噌は、これまたコミ食でお世話になってる、ゆめ畑春日店三で購入

この味噌汁を見た瞬間「美味しそう〜」といってくれた男の子がいて

えー!緑ばっかりだけど、美味しそうと言ってくれて嬉しい〜

と有頂天になりました


炊きたてのご飯は小学生には熱くて、おにぎりにするのも大騒ぎ

おにぎりの具も色々あったのですが

意外と塩が大人気

「将来高血圧確定です」

と言いながら、塩をご飯に振ってる男の子に笑いました

わかってるなら加減しなさいって

この子は大人になって本当に高血圧になったら、この日のおにぎりを思い出すのだろうか

できれば高血圧にはなってほしくないな

  

また来年もお手伝いにいかせてくださいね

夏野菜味噌汁作ります

ちょうど1週間前、コミュニティ食堂昇町が開催されました


カレーの予定だったのですが、フードバンクさんからたくさんの調理済みの鶏肉の冷凍食品をたくさんいただいたので、チキン丼に

デザートも提供いただいたので2種類に

生は提供できないので、トマトはスープに

今回はもりもりです

 

ご飯は久原さんの玉ねぎご飯の素をたくさんいただいたので、

推奨の量よりお米を多くして、味を薄くしました

上にチキンがのるからね

フードパントリーとしても、久原さんの玉ねぎご飯の素は配るので、今回のコミ食で使い方を知っていただくというのもあります


そして今回も、博多食肉さん、ゆめ畑春日店さん、RUSHFARMさん、道の駅おおきさん、りゅう農園さん、筑紫フードバンクさんと、多くの方から食材の提供をいただきました

本当にありがとうございます


来場は130人ぐらい スタッフは20人ぐらい おかわりOKなので、今回も250人前

調理スタッフさん、今回は大変だったと思いますが、本当によく働いてくださいました

感謝してもし尽くせません

 

コミュニティ食堂には、赤ちゃんからお年寄りまで色んな方がおみえになります

ボランティアの方も、いろんな背景や持病をお持ちの方がいらっしゃいます

今回のように

加工品だったり、塩分やカロリーを無視した料理を提供するのはどうだろう

もっと体に良いものや食育に重きをおいたものを提供するべきでは

と思われる方もいらっしゃるでしょう

それは貴重なご意見として受け止めますが、だからといってメインのスタンスは変えません

 

作る人、食べる人、お世話する人の居場所になること


私が大切にしているのはそれだけなんです


暑い夏に加熱や衛生管理は大変だから、ボランティアスタッフの負担を軽くするためにも

加工品を利用してもいいと思います

(今回はずっとお肉を加熱したので、少数精鋭のスタッフさんの負担は重かったと思います。想定外でした。ごめんなさい)

加工品を利用すると、どうしても味が濃くなり、高齢者や子どもにはどうか、と思われる方もいらっしゃると思いますが

沢山のお野菜もいただきますので、副菜などでバランスを取れればいいんじゃないかと

 

笑いながら喋りながら食べられるなら、最高じゃないですか

今日だけは、塩分カロリーチートディ

減塩と減量はまた明日から

その分みんなで作って食べて、笑顔は3割増で

コミ食のお昼ごはんはそう思ってくれたら嬉しいです


すべてのことを完璧にすると窮屈になって続きません

作る人、食べる人、お世話する人の居場所になること

ブレずにそれを大事にして

また次回、皆さんのお目にかかりたいと思います



せいろを買おうか迷ったときに、ダイキョーの肉まんが1個入るサイズがいいな

と思って買ったので、ちょっと小さめ

意外とそれが使い勝手が良くて

長女は「せいろはQOLが上がるねー」と言ってくれます


肉まんが目的だったので、夏は使わないのでは、と思いがちですが、そんなことありません

とうもろこしの時期はとうもろこし入り焼売

ぎっちり入ってるだけでワクワクします

いつもはホットプレートいっぱいに作っていたのですが、

数が少なくても見た目に満足感があって、ダイエットにも最適


土用丑の日が過ぎて、うなぎがちょっとお安くなった時期を狙って

せいろ蒸し

せいろ蒸しって福岡の料理だったんですね

あまりに身近過ぎて、どこでもあるものだと思ってました


せいろがあれば、1匹のうなぎで4人分のせいろ蒸しが

うなぎはレンジよりもふかふかに仕上がるのでせいろがおすすめです


せいろは意外と夏でも大活躍です

大河ドラマ「べらぼう」の第27回のタイトルを見て気になって仕方がないので調べてみました

「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」

西行の有名な歌

「願いがかなうなら、春の桜の花の下で死にたい それも、お釈迦様が入滅されたという、如月の満月の頃に」

という、西行の理想の死を表現した歌です

その如月の望月の頃というのが、旧暦の2月15日と言われています

今年の旧暦の2月15日は3月14日

私の母がその生涯を閉じた日です。


母はこの歌を知っていたのでしょうか

知っていたとしても知らなかったとしても、そんなことはどうでも良くて

母の人生の閉じ方は、なんと美しい終わり方だったのか、と

そして母はお釈迦様に手を差し伸べられて、それに応えるように旅立ったのだと

そう感じました。


亡くなってからますます母の偉大さに気づき、涙する日々です。