この曲はきっと私が生まれた頃から普通に流れていたのでしょうけれど、
ジョンレノンとオノ・ヨーコの曲と分かって聞いたのは高校生ぐらいの頃
最初に、ジョンとヨーコが「Happy Chiristmas」と言い合うところが聞き取れて
そこがどうも引っかかって、あまり好きになれなかったのを覚えてます
その後出会ったのは、先生が教師をやめて、ライブをした時に聴いたとき
バンドメンバーも全員既知のお顔だったので、居心地のいいライブでした
クリスマスも近かったので、この曲を演奏されて、ハートウォーミングな時間を過ごしました
それから高校生の時に感じた引っ掛かりがほどけたように、気にならなくなりました
それから、数年経って
娘たちがプロテスタントの幼稚園に通って
神とは、イエスとは、クリスマスとは、を自分なりに解釈できるようになって
またこの曲の感じ方が変わったのです
「神はその独り子をお与えになったほど世を愛された」ヨハネによる福音書第3章16節
この聖句に出会った時に、これは「ギフト」の語源じゃないのかな?と
神が荒れた世を救うために、馬小屋に遣わしたイエス
最初に迎えたのは3人の賢者と階級の低い羊飼い
神が世界が平和になる願いを込めたギフトがイエスであったと
ジョンが世界が平和になる願いを込めたギフトがこの曲だったと
そしてクリスマスは、世界の人達の平和と安穏を願い希求するものだと
そう考えるようになりました
年令を重ねることで、印象が変わっていくのは
私の人生経験もあると思いますが、
それだけこの曲が、どのようにも解釈できる大きな器を持った曲だったのだな、と思いました
そして、先生の解釈が、また優しくて、ジョンヘの愛に溢れていて、先生らしいなぁ、と聴きながら笑ってしまいました。
そういえば、先生のポッドキャストで私のお気に入りの回が
「星野源「桜の森」の歌詞を読み解き鑑賞」というリリック学の回で
私は高校生の時から、先生のロジカルぽいけど、実は哲学的にそして自由に言葉を奥深く解釈していくのが好きだったんだなと
そして30年以上たった今でもその解釈を聞くのが好きなんだな、と思ったポッドキャストでした