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昨日は国際世界女性デーでした

別名ミモザの日 花言葉は「愛」


ふと今高校で一緒に研究した仲間のところにみんなで泊まりに行ってる長女のことを思い出しました


食品科学をやりたいと高校選択から理系を選んだ長女


素晴らしい出会いと


多くの体験で、今は昆虫や動物の研究をしています


昨年のICE2024KyotoでPAWSを受賞し、今回大学で賞をいただくことになりました

長女が高校に進学する時はまだ女性研究者の道は険しく、正直心配したのですが

選んだ大学が、女性に門戸の広い大学で、のびのびと研究している姿にホッとしたものです

その延長線が今につながり、本当にありがたいことです


同じ大学違う学部に進学した次女も、のびのびと活動しています

環境って大事だな、と二人を見ていると思います

この大学に出会って本当に良かった


女性は弱くなんかない

特別でもない

そんな日常が来てほしいとずっと願っていましたし、これからも願っています

はねはきぼうのしるしなり

今頃ですが、2025年1回目のブログは

南国フルーツさんの「いちご食べ比べ12種類セット」です

金箔の押しの箱というだけでもワクワクするのに、赤の蓋に黒い箱というデザインもテンションが上ります

ピントが合ってませんが、今年の12種類

ゆりカーゴといういちごを宙に浮いたような状態で保持できる特殊なケースが開発されたからこそできる、贅沢なセット

ゆりかーごの開発者さん、ありがとうございます


それでは今年も家族4人で食べ比べ スタートです!

福岡県産 あまおう

あかくてまるい、あまおうの特徴がよく出たいちごです

産地が近いので、完熟で収穫されてご準備されたのが食べてわかる

福岡に住んでてよかった、と思えるあまおうです

大分県産 ベリーツ

スイーツのようないちご で ベリーツ

今まで食べたベリーツはそこまで印象に残るものはなかったのですが

今回のベリーツが今まで食べたベリーツの中で一番美味しかったです

実もしっかりしていて、甘味と酸味のバランスが良く、後味が爽やか

ヘタの状態からして、収穫してからの移動に強そうな気がしました


佐賀県産 淡雪

最近見る白いちごで一番多いのがこの「淡雪」のような気がします

この淡雪の優しい香りや味は 

しっかりとした甘さと赤さで競う赤いいちご界隈に一石を投じている気がします

個性ってこういうことなのよ と優しい顔して語るいちごだと思ってます

佐賀県産 パールホワイト

純白のいちご 純白の花托に赤い果実がうさぎを連想して可愛いと思う品種

ですが、今まで食べたパールホワイトは水っぽいものが多くて

正直「パールホワイトかぁ」と思ったのですが

南国フルーツさん さすがです

今まで食べたパールホワイト いや 白いちごの中で一番美味しかったです

家族4人全員一致で一番印象に残ったいちごでした

スッキリとした品の良さは他にないと思いました

福岡県産 ほしうらら

今回はじめましてのいちご①でした

それもそのはず 2021年に誕生した品種とか

このシルエットと爽やかな酸味は ショートケーキの上で映えそうだな と思いました

長崎県産 おいCベリー

ビタミンCが他のいちごに比べて含有量が高めということから名付けられたいちご

わたしにとっては 多少酸っぱくてもビタミンCが多いからだもんね〜と許せちゃう

名前が保険になってるなぁ と思ういちご

そう思うと 名前って大事だなぁ と思うのです

福岡県産 さがほのか

このさがほのかは さがほのかの特徴 しっかりした花托が出ていて

小さいけれど食べごたえがありました

どこで作っても「さがほのか」なので ぜひ各地で佐賀の宣伝をして欲しいです

魅力度ランキング最下位だけど 実はいいとこ佐賀県です

長崎県産 恋みのり

なぜか筑後の「恋木神社」を思い出す 鬼滅の刃の恋柱甘露寺蜜璃ちゃんを思い出すいちごです(あくまで個人的感想)

いちごが出回りだしたときにたくさん出てくるなぁ という印象があるいちごです

これも花托が硬いので 生食やショートケーキに合うなぁと思います

福岡県産 桃薫

高級白イチゴの代名詞のような品種

特徴ある香りは好き嫌いが分かれると思いますが それが個性で売り

この桃薫も美味しかったのですが 今年はパールホワイトが圧勝

白いちごを作るのは佐賀県が上手なのかも と思いました

長崎県産 貴婦人の微笑み

去年も頂いた貴婦人の微笑み

ここでしか食べたことがないので ほんとうに出回り量が少ないんだろうな と感じました

作るのが難しいのか 輸送に耐えられないのか

上品ないちごなので多くの人に食べていただきたいと思ういちごです

熊本県産 ゆうべに

THEくまもと ないちご

赤さといいフォルムといい「炎」を連想させるのが 火の国熊本らしさが出ていると思ういちご

今回大きなゆうべにでしたので、とても食べごたえがありました

福岡県産 天使のいちご

これもパールホワイトのように花托が純白で果実が赤

去年のほうが美味しかったと思うのは気のせい?

それとも今年のパールホワイトがすごすぎたか

それぐらい今年のパールホワイトが美味しかったです


昨年も思いましたが、これだけの品種のいちごを、美味しさのピークを揃えて送るのは並大抵ではできないこと

南国フルーツさんのフルーツの仲卸としての力量の凄さが感じる商品です

https://nangoku-f.shop/pages/strawberry12

来年も楽しみに待ってます

今年最後の出前講座は

私がしている畑の近くだったので、畑の野菜を収穫してから行きました

学校の近所でもこれだけの野菜が作れるんだよ〜


講座が終わったら、お野菜は学校に寄付

他の学年の児童の皆さんにも見てほしくて


すると、絵やデザインが好きな6年生が、昇降口に飾り付けてくれました

授業を聞いて、野菜の名前を下級生にわかるように、一つ一つ書いてくれました

五寸人参がドスンにんじんみたいで可愛い

さといもにはちゃんと注意事項も書いてくれて

漢字にはふりがなもつけてくれて

本当に優しい


こんなお姉さんたちに見守られた下級生は幸せだね

優しさに溢れた6年生の女子たちでした

素敵な中学生になってね

先日、高校の担任の先生に、素敵なパン屋さんで会いました

全然変わらない先生

変わったのは、私の体重ぐらい(ははは)

 

先生はポッドキャストをされていて、最近聞いてなかったなぁ

と思って、今回聞きました

ジョンレノンとオノ・ヨーコの「Happy Chiristmas」の回

この曲はきっと私が生まれた頃から普通に流れていたのでしょうけれど、

ジョンレノンとオノ・ヨーコの曲と分かって聞いたのは高校生ぐらいの頃

最初に、ジョンとヨーコが「Happy Chiristmas」と言い合うところが聞き取れて

そこがどうも引っかかって、あまり好きになれなかったのを覚えてます

 

その後出会ったのは、先生が教師をやめて、ライブをした時に聴いたとき

バンドメンバーも全員既知のお顔だったので、居心地のいいライブでした

クリスマスも近かったので、この曲を演奏されて、ハートウォーミングな時間を過ごしました

それから高校生の時に感じた引っ掛かりがほどけたように、気にならなくなりました

 

それから、数年経って

娘たちがプロテスタントの幼稚園に通って

神とは、イエスとは、クリスマスとは、を自分なりに解釈できるようになって

またこの曲の感じ方が変わったのです

 

「神はその独り子をお与えになったほど世を愛された」ヨハネによる福音書第3章16節

 

この聖句に出会った時に、これは「ギフト」の語源じゃないのかな?と

神が荒れた世を救うために、馬小屋に遣わしたイエス

最初に迎えたのは3人の賢者と階級の低い羊飼い


神が世界が平和になる願いを込めたギフトがイエスであったと

ジョンが世界が平和になる願いを込めたギフトがこの曲だったと

そしてクリスマスは、世界の人達の平和と安穏を願い希求するものだと

そう考えるようになりました

 

年令を重ねることで、印象が変わっていくのは

私の人生経験もあると思いますが、

それだけこの曲が、どのようにも解釈できる大きな器を持った曲だったのだな、と思いました


そして、先生の解釈が、また優しくて、ジョンヘの愛に溢れていて、先生らしいなぁ、と聴きながら笑ってしまいました。


そういえば、先生のポッドキャストで私のお気に入りの回が

「星野源「桜の森」の歌詞を読み解き鑑賞」というリリック学の回で

私は高校生の時から、先生のロジカルぽいけど、実は哲学的にそして自由に言葉を奥深く解釈していくのが好きだったんだなと

そして30年以上たった今でもその解釈を聞くのが好きなんだな、と思ったポッドキャストでした 

みなさんもメリークリスマス!

先日、離島に出前授業に行きました

去年も行った学校で、給食の揚げパンのきなこを口の周りにつけていた子のことはよく覚えていました

教頭先生も確か手術後だったことも

みんなが家族のような優しい学校です

島の至る所に猫がいます


島には1本だけ銀杏の木があるそうで

その貴重な銀杏の葉を、1年生が

「あげる」

と両手で差し出してくれました

まだ私の心にも「キュン」という音があったようです

嬉しくてスマホケースに入れました

ありがとう 大事にするね

こんな美しい景色で育つ子どもは

心も美しく育つのでしょう


私のことは忘れてもいいから

島の人に慈しみ愛されて育てられたことを、ずっと覚えてていてほしいな


先日は特別支援学校で食育出前講座

どの学校でも、事前に担当の先生と打ち合わせをするのですが

特別支援学校では、生徒の皆さんのパーソナリティなど、更に深くお聞きすることが多いです

今回の学校は、地元北九州の野菜を学んでいるということで、

北九州の野菜を感じてもう

というのを軸に組み立てました

 

北九州で八百屋を営んでいる野菜ソムリエ上級プロの白木さんにお願いして

北九州産のお野菜を揃えていただきました

じゃん!

すごいよ白木さん

尊敬です

小林さんのお野菜も入っていて、嬉しい

 

先生も生徒も北九州でこんなにお野菜が作られているんだと、感動していました

特に

大葉春菊と潮風キャベツは、間に合ってよかった

北九州の春菊は、丸いんです

普通の春菊と比べるため、実際に手にとって、匂いを嗅いでもらいました

北九州の春菊は優しいんです


若松の潮風キャベツ

間に合ってくれて、本当に良かった

白木さんに感謝です


みんなに実際に持ってもらって、重たいね、って言って

ずっしり来るのはいいキャベツだよと

座学もいいのですが、やっぱり持って感じてもらいたい

百聞は一見にしかず

百聞は一持にしかず

皆自分それぞれの感度で感じてくれました


最後、ルッコラが気に入った生徒さんがいて

「私、これ、好き」

とずっとルッコラを持って、ニコニコ笑っていました

好きな野菜に出会えたこと

その野菜が地元で作られていること

気づいてもらえて、知ってもらえて

本当に良かった

だから出前授業はやめられない

宮崎の渡川のHUTTEきのこファームさんからお取り寄せ

1年目のホダ木の初採れしいたけ

相変わらずおしゃれだなぁ、今西さん


センスは都会で磨かれるのではなく

今までの人生でどれだけ美しいものを見てきたかだと

今西さんが繰り出すプロジェクトのデザインを見ていると心の底から思うのです


品種名は「きんたろう」

しいたけの品種?菌種?は3桁の数字で呼ばれることが多いのですが

最近そうでもない品種が出てきました

にく丸 ゆう次郎 きんたろう 与一丸  男性の名前が多い気が

調べたら、玉実や夏実という名前もあるようです


みかんは新品種を見つけた人の名前

北原早生 宮川早生

さくらんぼは 頭に「紅」がつくのが多い

色々調べてみるとおもしろいかもこの世界


できんたろうはというと

とにかく甘い!

初採れだから、ホダ木がまだ栄養がたくさんあって、その栄養でそだったしいたけだからかな、と今西さんが仰ってました

肉巻きにしても、肉の脂の甘さに負けない

炊き込みご飯にしても米の甘さに負けない

アヒージョにしたら止まらない

本当に美味しいしいたけでした


これは原木舞茸と同様、年1のお楽しみになりそうです


今年もみかんの出前授業の季節になりました

福岡の山川みかんの「mild130」

ずっと「ひゃくさんじゅう」と読むと思っていたら「いちさんまる」と教えてもらいました

甘みと酸味のバランスが良いみかんです

私は「山川ハニー」が好きです


毎年一緒に小学校を回ってくださるMさん

今年の面白アイテムは


パーカー

ただのパーカーではございません

デュポン社が作る素材でできたパーカー。

みかんのマルチシートの番手が薄いものだそうです

どれだけ丈夫か、子どもたちに触ってもらうそうです

すごいアイテムお持ちだなぁ


ちなみに、この素材は、防護服に使われるもので、これから鳥インフルエンザなどで使われることが多くなるため、品薄になるそうです

ちょっと買ってみようかな、と思ったのになぁ

遅れて申し訳ないです

11月のことになります


今年馬場さんが挑戦されたのは、直播米

水田ではなく、畑のように直接お米を蒔くのです

最初聞いたときは驚きましたが、

馬場さんの話を聞けば聞くほど

「面白い」

と思ってきて、応援したくなりました


イノベーションは、常識を超えた先にある

まさにその通りの挑戦です


稲が小さなころから見守ってきました

早良を通る用事があるときは、圃場を通ってみたり
(一見不審な車💦)

そのお米がついにできたと聞いて、伺いました。


収量は、初回のため、驚くほど少なかったのですが

ちゃんとお米です


精米してみたら、気持ち粒が小さいような気がしましたが

白く美しい姿は、いつもの「脇山米」です


炊いてみると、粘りは普段の脇山米と同様

味は、いつもの脇山麻衣に比べ、少しあっさりしているように感じましたが

普通に流通してスーーパーで売っているお米に比べたら、数倍おいしい

直播でも「脇山米」でした


研究熱心な馬場さんのことだから、まだまだ伸びるのでは、と思いました

来年も楽しみ!


常識を超えていく直播米でした

先日、ガーデンズ千早で「まちむらマルシェ」が開催され、

私も「野菜ソムリエコミュニティ福岡」として出店とステージイベントのお手伝いをしてきました

朝早くから夕方まで、皆様お疲れ様でした


その出店者の中に

「猟師の店」

という出店者がいらっしゃいまして

見た目野菜ソムリエ中身お肉博士1級としては気になって仕方ない

都会の中で鹿に遭遇するパンダ


福岡県って、獣害の被害が年間7億円もあり、全国で2位なんだそう

大分県も鹿が多いと聞いていて、運転していると鹿によく遭遇するのですが

その大分県より多いって。。。色々考えさせられます

もともと獣害には興味があったので

農学部の長女とお話を色々聞きました

ちなみに、メンバーのお一人が、長女の高校の大先輩で、

やっぱりあの高校はなかなか厳しい学校だけど面白い人が行くんだな、とニヤリとしました


その漁師の店では、くくり罠づくり体験がありまして

3コースありました

①くくり罠を作る

②くくり罠を作って、その罠になにかかかったら、証明書を送る

③くくり罠にかかったら、証明書とそのお肉を送る

というもの

もちろん③で

一生懸命罠を作るパンダ


こんな工具とか見るとワクワクしちゃうんですよね

お店の方も丁寧に説明してくださり、色々サポートしてくださって

完成!

(この笑顔は、サイコパスだからでは決してありません)



日本国内の獣害被害の1番は、イノシシでもサルでもクマでもシカでもなく、

アライグマ

だそうです

かわいいから、で連れてこられて、飼えなくなって野に放たれ、繁殖してしまったアライグマ

かわいいから、かわいそうだから、ではすまない状況になっているのです


獣害が増えたのは、人間のせいかもしれませんが、気候変動もあること

お互い安全に暮らすためになにか出来ないかと思うし

何より農家さんの収入を守るのと、増え過ぎたらその地域の自然環境も変わるので

やはり獣害対策は大事かと


この罠が役に立てば、と思ってます


そして、先日、この罠に生き物がかかった、と連絡が

つづく

 


出前授業に行ったときのこと


福岡市内ですが、いろいろな野菜が取れるところで

特に無霜地帯なので冬でも美味しいキャベツや大根が取れるところ

葉付き大根を授業の見本に持っていきました

元岡トマトは、城南区の八百屋「平山商店」さんが

「小学生の授業に使うなら!」

と、お値段を勉強してくれたり、箱もくださったりして、大変お世話になりました

ありがとうございました

 

そして授業が終わって片付けていたら。。。

葉付き大根の葉っぱにサナギがついていたようで

授業中に蝶が羽化していました

先生たちとびっくり!

「これ持ってって児童に見せていいですか?」

と先生が葉っぱを切って持っていかれました

今時の子どもは虫が嫌いというけれど、大丈夫かな??

 

11月というのにまだまだ暖かいからこんな事になったんでしょう

長い事出前授業してますが、こんな事、初めてです


蝶が羽化するということは、農家さんはまだ害虫対策が続くということ

今年の天気はやっぱりおかしい

今年も、福岡県の食育出前講座が始まりました

先月だった1校目は、糸島市の小学校

 

講座が終わって、しばらく校長室でお話をしていたら、電話が

学童に行くはずだった児童が、学童にいかず下校していて、

地元の人が学校に電話してくれました

校長先生、さっそうと車に乗って、児童たちを迎えに行きました

校長先生って、フットワーク軽っっっ

 

こうやって、地元の人が学校に知らせてくれるのも、学校・児童がいい交流関係

を築いているのも大変素晴らしい学校だと思いました

 

みんな、おいしい福岡県産の野菜やくだもの、食べてね