お洒落目線で楽しむ
家で、棋聖戦と王位戦のテレビがついていました。
将棋はよく分かりませんが
タイトル戦の時の棋士の和服に目が行きます。
今回、藤井新棋聖の棋聖戦第4局の和服はお洒落で、着回しのテクニックも素晴らしいなぁと思いました。
恐らく、私の勘ですが
黒の紗の羽織は、棋聖戦第2局で着ていたもの。
白の、多分絽の着物は王位戦第1局で着ていたもの。
紺の長襦袢と縞の袴も棋聖戦第2局で着ていたもの。
特に仙台平の袴は、フォーマル感があって、この試合の格の高さや、藤井新棋聖の意気込みを感じます。
清潔感を保ちつつ、夏の着物の「透け感」を上手にコントロールして、同じ着物に見せないテクニックは、きっと17歳ではない。
誰かアドバイザーがいるはず。
どんな人だろう?
渡辺棋聖の第4局の爽やかな緑の縮(かな?)も、さすがの大人の夏の着こなしだなぁ、と。
将棋は夏の対決も多く、夏ならではの着物選びも楽しいところです。
棋士によっては、お洒落にしたり、縁起のいい柄にしたり、負けたときの上下の組み合わせにしなかったり。
それを支えてくれる呉服屋さんもいらっしゃったりして
盤面にはない華やかな頭脳戦が繰り広げられています。
何事も、視点を変えてみると、気づきや感動に出会えるものです。
といっても、1時間何も動かないのは眠くなるなぁ😅
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