こどもも大人も高齢者も

先週は、第44回コミュニティ食堂昇町でした

メニューは 

親子あんかけ丼 れんこんの甘酢漬け添え

野菜たっぷりスープ ラッキー人参入り

梅が枝餅

です


250人分の親子丼は、家で作るようには作れません

公民館のキッチンで、ボランティアのみなさんが作れるにはどうしたらいいか

鶏や卵を使うので、カンピロバクターに注意して安全に提供できる方法はどうしたらいいか

試行錯誤の日々でした

そこで編み出したのが、鶏肉と椎茸と玉葱を炒めたものに、ふわふわ卵のあんかけをかけるという、2段階バージョン

じゃん♪

親子丼っぽいでしょう?


親子丼の鶏肉は、春日市にある博多食肉さんのご提供

小松菜とオクラは、小郡のRUSHFARMさんのご提供

アスパラガスは、筑後の田中久美子さんのご提供

卵は、筑後の靍田養鶏場からのご提供

玉ねぎの一部とスイートコーン、お米はフードバンクからのご提供

青ネギ、乾しいたけ、だんご粉もご提供品

れんこんは、春日市の産直フーズさんのご協力をいただきました

たくさんの会社や組織、農家の皆さんのご協力があっての、美味しい一膳です

この場を借りて、本当にありがとうございます

 

今回から、使い捨て容器を縮小しました

SDGs、というより、最近の価格高騰で、使い捨て容器代がとんでもないことになって来たからです

スタッフの負担軽減と安全対策で、使い捨て容器の使用も一部残しつつ、

みんなに美味しいものを届けることにお金を使いたい

いろいろなことを考えています


レシピを考えるときも、色んな人の最大幸福数(?!)を考えて組み立てます

食べに来てくれる人は

赤ちゃんも、子どもも、大人も、高齢者もいて

調理ボランティアにに来てくれる人も

料理の腕に覚えがある人、食進会の人、普通のお勤めの人、学生、腕力がある人ない人

色んな人がいるわけで

誰一人取り残さない、それを基本にして考えています

そういう意味でもコミ食はSDGsなのかもしれません

 

ペルソナを考えてマーケティングしてものを売る「ビジネス」と

様々な年齢や背景を持つ町に住む人と幸せをシェアする「コミュニティ」は

視点が違うけれど、どちらも面白いな、と思うのです

朝ご飯を食べてこない学生ボランティアさんのために差し入れしていたおにぎりが

最近人気で、スタッフ休憩所においていると、綺麗サッパリなくなっています

次のおにぎりの具も考えなくちゃね


皆様今回もお楽しみ様でした


ちなみに

次回はさつまいもを使いたいと思ってます

ご提供いただけるのがありがたいのですが、

購入するなら、顔が見える方から買いたいと思ってます

「さつまいも、知ってるよー」と手を上げてくださったら嬉しいです

あまぐりキッチン

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに