今そこにある透明な骨

夏休みになりました。

公民館の会議室を、午前中小中学生の学習用に開放し

お昼は自分でおにぎりを作って食べる

「ほっと学習スペース」という活動の

おにぎりの部分のお手伝いに、月曜と水曜の2回お邪魔しました。

何人来るかわからないのでご飯は2kg炊きます。

お米とぎも、やりたいこどもを募集して、研いでもらいます。


私がいる日だけ、汁物付き。

子どもたちが野菜を切って、それをお出汁で煮込んで、お醤油味のスープ(お吸い物ではなさそう)にします。

ぐつぐつ。

夏場の汁物は、ミネラルと水分が補給できるので、熱中症予防にピッタリ。


おにぎりの具は、梅干しとかスタンダードなものを用意しました。

たまたま鯵の干物があったので、フライパンで酒蒸しにして、ほぐして具にした「鯵ほぐし」も用意しました。

「お魚好きー♥」

という子もいて、日本の魚消費はまだまだ行けるんじゃないかと希望が持てました。


おにぎりを食べていたら

「このお魚って、透明な骨ある?」

と聞かれました。

と、透明な骨??

よく聞くと、細〜い骨や小骨のことのようで

取ったつもりでも、老眼の私には見えない(違う意味で)「透明な骨」があるようです。

「あるよ〜外して食べてね。」

とお願いしました。

それから以降、鯵ほぐしは全く減らず・・・

日本の魚消費の問題はここにあるのか。

痛感しました。

 

時短料理、子どもが食べてくれる料理も大事。

様々な食体験の一つで、骨がある魚も食べて欲しいのですが、保護者がその場を提供することの難しさもよくわかってて、なんとも悩ましい。

いろいろと考えることがあった鯵ほぐしでした。


こんな事書いてますが

私はお肉博士1級の野菜ソムリエプロです。

ととけん受けようかなぁ。。。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに