よかもんいちご

先月のことですが

九州やさい日和のやさい塾のメンバーでいちごのお勉強に

うきはの「よかもんいちご」さんを訪れました。

最寄り駅はJR九州久大本線筑後大石駅。

牧歌的な緑に赤い電車が可愛いくて。


よかもんいちごさんについて思ったのは、平日とはいえ、お客さんの殆どが若者だということ。

それは、建物とか

ハウスの中とか

パッケージとか

とにかくかわいい。

若者をターゲットにしたから可愛くしたのか、若者が多かったから可愛くしたのかわかりませんが

他のいちご狩り農園さんとちょっと違う、と思いました。

ミツバチがいるのも

こんなふうにお知らせしたり。

畝にうわっている品種のお知らせシールも

あらかわいい。

訪れた若者も、農家のイメージが変わると思います。

 

そして私が楽しみにしていたのは、

この品種の数!

章姫、あすかルビー、とちおとめが福岡で食べられるなんて。

一度に食べることで、いろんな品種の特性を学ぶことができる、珍しい観光農園です。

章姫

見るからに姿が違う。

品種の違いもあるのですが

日向と日陰でいちごの温度が違うので、同じ品種でも食べた感想が違うのです。

日当たりはいま日陰か日向かなだけで、一日を通じてみればどの位置でも一緒なので、糖度や味は同じなはずなのです。違うのは温度。

温かいいちごは食べ慣れないので、日陰のいちごが食べ慣れた温度で美味しかったです。

温度って大事。

これはいちご狩りならではだなぁ、と思いました。


また、お隣では玉ねぎ狩りも。

いちごと玉ねぎが同じ車に乗ったらどんな匂いなんだろう

ほしうらら。

初めて食べたいちごでした。

いちご一つとっても、叡智と驚きが詰まっていて、感動的な一日でした。

よかもんいちごさん、ありがとうございました。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに