南の島からやってきた
私と夫の仕事の性質上、旅行支援の政策があってもなかなか旅に出られない現状の中、
我が家に沖縄の風が吹きました。
沖縄のぐしちゃん銀バナナが届きました。
最近日本のあちこちでバナナが栽培されるようになり、国産バナナブームの波が立ち上がり始めているところだと感じているのですが、沖縄はやはりそのフロンティア。
沖縄は、台風銀座と呼ばれるほど台風が通るところですが、そんな自然災害にも負けず、こんなに愛らしいバナナを栽培されることに、頭が下がります。
ツバメのヒナみたい。
大きさも、キャベンディッシュより小さくて、食べきりサイズ。
ほのかな酸味と甘味のバランスは、今まで食べたことないバナナの味。
スポーツの補食、高齢者への贈答にピッタリだと思います。
珍しい茎付き。
ここから栄養を取ってたんだなぁ、と思うと感慨深く眺めてしまいます。
この茎からアカバ繊維という繊維が取れて、織物ができるらしいです。
(解説セルロース https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber/61/7/61_7_P_182/_pdf)
確かに繊維いっぱいありそうな茎です。
バナナと言えば、我が家にはお母さんの味があります。
バナナパン。
夫のお母さんがよく作ってくれたパンです。
バタートーストに、ハムとバナナとミニトマトを載せたもの。
私の産後や娘たちが小さいときによく作ってくれて、私が色んな意味で辛い時を支えてくれた思い出の味です。
バナナが届いたときに、自然発生的に夫と長女が
「バナナパン」
と言ったのが、印象的で
そうだ、久しぶりにバナナパンを作ろう、と作りました。
ぐしちゃん銀バナナは、程よい酸味があり、甘くても後味スッキリしていて、キャベンディッシュで作るバナナパンとはまた違う味わい。
「美味しい」
と思わず口から出てしまうバナナパンになりました。
バナナパンからヒントを得て、先日のボージョレヌーボーの解禁日には
生ハムバナナ。
意外と合うんです。
ただ赤ワインよりスパークリングがいいなぁ、と思いましたが、もう食べきってしまったので、実験できず。
みなさんもいろんなバナナの食べ方試してみてください
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