最強応援団〜中学受験.jpのコラムから
受験フードマイスターとして、お弁当のコラムを、中学受験.jp様のサイトで書かせていただいております。その4回目が先日11/15に公開になりました。
実は我が家の姉妹は、中学受験をしておりません。
一応、選択肢としては娘たちに情報の提供はしました。
大好きなサッカーを続けたりとか、芸術の時間が公立中学校より多いなど、私立中学のメリットがあるからです。
ただ、私の考えとして、大人になって社会と関わるとき、多様で複雑なバックグラウンドの人達と仕事をするわけで、その多様性の縮図のような公立の小中学校で、純粋で多感な時期を過ごして、娘たちなりの社会を感じて欲しいというのがありました。選抜された私立の小中学校では、家庭環境等も似た子が集まり、多様性を感じることが少ないと思ったからです。
私自身も、中学受験者がわりと多いエリアに住んでいたので、小学生の時に中学受験を担任の先生から勧められましたが、しませんでした。親に「受験だけしてみたい。」と言ったら、烈火のごとく怒られたのは覚えています。私の親にもそれなりの考えがあったのでしょう。
このコラムをお引き受けするに当たり、自分自身や親としての中学受験の経験がない私が書いていいものか悩みました。
そのときに浮かんだのは、私が知っている中学受験をした子達の顔でした。
いろいろと乗り越えていったと思います。同級生が遊んでいる中で一人勉強をすること。6年生はクリスマスもお正月もないこと。子どもが子どもでいる時間を削っても頑張って合格を手にして、晴れ晴れとした顔で小学校の卒業式を迎えたあの顔・顔・顔でした。
その後ろには、家族の支えが必須だったと思います。
子どもと一緒に悩んで生活を支えた保護者の方を思うと、その悩み、特に食の悩みに寄り添うことなら私にもできるのではないか、と思い、お引き受けすることを決めました。
コラムの中で出てくる受験生としての娘たちの姿は、高校受験と大学受験のときのものです。年齢の差があるとはいえ、子を思う親の気持ちは変わらない、と、コラムを書いていて気づきました。
親は、子どもがどんなに大きくなっても、最強の応援団なのです。
着かず離れず、時には疎まれながらも、ずっとずっと無償の愛で応援する、そういう生き物なんだなぁ、と。
今回のコラムもその応援団の応援になってたらいいな、と思います。
次回は最終回、さぁ、何を書きましょうか。
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