謝るという事

自分が失敗したら、まずは誠心誠意謝る。とにかくすぐ謝る。これが大事だと思う。


なかなか謝ることが出来ない大人が多い。

謝ると言い訳するのを勘違いしている大人も多い。

そして、謝る人を非難する大人も多い。

そんな大人を見てると子どもも謝らないだろうな、と思う。


謝ることは、自分を卑下することではなくて、相手に誠意を見せる事だと思う。

謝ることは負けだと思っている大人は、そこを正した方がいい。


謝る時に言い訳する人は、信頼を失うと思った方がいい。

相手は失敗を覚えているうえに、言い訳というマイナス要因まで記憶に残る。

失敗しても誠心誠意謝ったら、「あの人は失敗はしたけれど、誠意があるから。」と未来につながる。

失敗して言い訳したら、「あの人は失敗すると言い分けするからなぁ。」と次の依頼の時に躊躇される。

どちらがいいだろう?

失敗の分析はした方がいい。またそれをみんなで共有するのはもっといい。チームの財産になるから。

でも言い訳をいろんな人にして回るのは、失敗の分析と共有とは異なる。ただ自分の虚栄でしかない。

言い訳はしない方がいい。

 

謝っている人を非難してはいけない。

当事者ならともかく、第3者ならなおのことだ。

謝罪を受けたら、許すことだ。

そして未来を一緒に考えるのがいい。

 

と、何かの啓発本のような内容だが、実は子育ても一緒で。

子どもが正しいのに謝れない親もいる。

親が悪いと思ったら、相手が子どもでも謝ろう。

一人の人間として尊重しよう。

子どもがきちんと謝れたら、許そう。

弱いものとしてこれからの行動を指示するのではなく、一緒に考えていこう。


簡単なようで簡単じゃない。

謝るという事。

写真はもうずいぶん前の阿蘇。

きちんと謝ることが出来て、許すことが出来たら、この阿蘇の空のようにすがすがしい関係になれると思う。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに