桜折る馬鹿梅折らぬ馬鹿

久しぶりに桜満開の誕生日。
干支が4周しました🐯

私が生まれた日
「子どもが男じゃなかったら坊主になる。」
と断言していた父は、私の性別を確認したあと無言で病室を去り、次に母の病室を訪れた時は、父は坊主頭で、道すがらの桜の枝を折って持ってきたそう。
若い頃強面だった父。母はめちゃくちゃ怖かっただろうなぁ。
母は
「とんでもない人と結婚してしまった。」
と思ったそう。
「’桜折る馬鹿梅折らぬ馬鹿’って言ってね。」
と、誕生日の桜のを見るたび母は言ってました。
そしてやはり今日も満開の桜を見ると
「桜折る馬鹿梅折らぬ馬鹿」
と思い出してしまいます。

子どもが生まれるまでは
思い出してただ笑ってましたが

子育てするにつれて
植木に合わせて手入れするように
私は子どもたちの個性を大事にしてるだろうか
子どもたちの個性に合わせて手を差し伸べているだろうか

自戒の言葉として心のなかでつぶやくようになりました。

桜の下で笑っている娘たちを見たら、どうやら大丈夫なようです。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに