食の多様性

長女と昼ごはんの時はたいていエスニック。
二人エスニック好きなのです。
海南鶏飯
エスニックを作ってて思うのは
やはり料理は世界共通の科学だなぁと思うんです。

この海南鶏飯には、鶏の出汁と、ソースにはうまみたっぷりのナンプラー。
搾りたての柑橘の酸味は本当に爽やか。
うまみと酸味の間を取り持つのが、ソースに入った甘み。
うまみと調味料の調和が良くとれてます。

うまみは和食の世界文化遺産だ
っていうのに、なんか違和感をもつ私。
資料もたくさん読んだし、歴史も勉強しました。
自己肯定感が低い日本国民には、和食が世界遺産になることで、自国を誇りに思えるようになるために必要だったのかもしれない。
 
だがしかし、世界中どの料理も旨味の元になるものは存在するから、和食だけにうまみを独り占めするのもなんだかなぁ、と思うんです。
世界には色んな美味しいものがある。
みんなそれぞれに自国の味を誇りに思い、食の多様性を認められたら、
きっと国や人種、個性の多様性も認められるんじゃないかな。
そうすれば世界はもっとhappyになると思うんだけどなぁ。

娘とエスニック食べながら思うのでした。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに