道具

今から6年前のクリスマス、かつお節削り器を家族にプレゼントしてもらいました。

最近削れなくなったので、メンテナンスに出すことにしました。

丁寧なメールのやり取りに安心し、帰ってきた削り節器の美しさに感動しました。

本当に削れなくなってたんだなぁ、と

良く削れるようになったから分かりました。

日々、少しづつの変化というものは気づきにくいものだと思いました。

人の癖も、体の姿勢も、そんなものかもしれません。


とっても削れるので、調子に乗ってたくさん削ってしまいました。

たくさん削った削り節で

おかかおにぎり。あとで削り節で採ったおだしでお茶漬け。

日本人で良かったと思う味です。

刃の所とかが怖いので、専用のお掃除ブラシも買いました。


寒くなるとおだしを取る回数が増えてくるので、これからますます活躍してくれそうです。


ずっと付き合う道具は、使いやすいが何よりですが、

メンテナンスがしやすいものがいいと思います。

掃除しやすい、片づけやすい、メンテナンスしてくれるところがわかってる、など。

今は低価格でいろんなものが手に入るようになりましたが

一生ものの道具を使って、メンテナンスしながら使っていくというのも、大事。

適材適所?メリハリ?ですかね。


身近な大人が道具を大事に、メンテナンスしながら長く使う姿勢を見せたら、

自然と周りの子ども達もそうしていくと思います。


大人がお手本。道具の使い方。いたわり方。





あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに