許されるハンバーグ

土井善晴先生のTwitterに
「ハンバーグ
あれはごげるもんなんよ。
ごけるおもたら、焦さなくなる。
私も料理始めた頃よう焦がしたから知っている」
とありました。

そうそう、私も焦がしちゃう〜。

先生の、料理をする全ての人に寄り添った優しい言葉にほっこりしました。
焦がしたハンバーグをキノコで隠してみたヒトサラ
そんな土井先生の言葉で、学生時代の恩師の言葉を思い出しました。
「事故は起きるもの。起きるとして考えて行動することで事故は減る。」
事故をハンバーグ
起きるを焦がすに変えると似てるでしょう?
最近思うのは
事故は起きないのが当たり前
という風潮が、年々ひどくなってきてる気がします。
例えば
鉄道事故が起きたら鉄道会社を責め立て
コロナに感染したら、感染した人がいる職場や学校などに抗議の電話があったり
(感染症は100%は防ぐことは出来ないと思ってるので、対策を講じた上での感染は事故だと思ってます。)
異常だと思います。
 
確かに起きてしまったら
迷惑がかかる人もいるし、大変だけど
起きるものだと思ってたら、仕方ないね、って許せると思うんです。

事故はありえない
とか言うテレビ
謝罪しろ
とか言うSNS
許さない世界って、
失敗が出来ないから、挑戦も出来ない。
正直息苦しいと思います。

許し、許されることで、未来への発展があるのでは、と思います。

だからテレビ、消しちゃうんですよね。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに