地域格差と出前授業
北九州行脚4日目。
今回は野菜の出前授業。
北九州の野菜ソムリエ上級プロの白木浩二さんにご協力いただき、北九州の野菜を揃えていただきました。
圧巻です。
ロマネスコの名前やカーボロネロも変化球でおもしろいのですが
一番伝えたかったのは、北九州の伝統野菜とブランド野菜
大葉春菊と若松潮風キャベツです。
きっと普通に見てるだろうけど、遠賀川を越えたら、春菊の葉っぱはギザギザするからね
と言いましたが
きっとわからないだろうなぁ。
おとなになって気づくのかも。
北九州は色んな野菜の宝庫で、地元を誇ってください。
とお話してきました。
質問を聞いてみると、私の話の内容を踏まえた質問が次々と出てきてびっくり。
大人びているというか、知識があるというか、家庭教育の質の高さを実感しました。
いろんな小学校に行くといろんな小学生がいます。
質問が自由な子は、人の話を聞いていない。(小学生男子によくいがち)
質問がなくてもとにかく手を上げて、先生の気を引こうとする子は、愛情に飢えている場合もある。
その子その子を見て感じることがあります。
学校の立地からか、学校の雰囲気で、その地域の経済状況や家庭環境がなんとなく推測されるときがあります。
地域格差をひしひしと感じます。
どんなに格差があっても、先生たちは
「子どもたちに豊かな教育を」
と頑張っていらっしゃるのがわかります。
こんな食育出前授業を申し込まれる学校は、熱心な先生がいる証拠です。
そんな先生方の熱意に自分がどれだけ応えられるか
それが私の出前講座の重点ポイントでもあります。
みんなの先生は、いい先生だよ。
安心して学校を楽しんでね。
北九州は終わりましたが、年内あと1校、頑張ります。
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