クリスマスって

大学生の次女が、クリスマスのニュースを見てぽそっとつぶやいたのが印象的でした。

「本当のクリスマスの過ごし方を知っててよかった。」

恋人と過ごすとか、大騒ぎするクリスマスはクリスマスじゃない、ということを指すようです。


娘たちは、プロテスタントの幼稚園で、クリスマスを大切に待つところから教えてもらいました。

第1アドベント、第2アドベント、と1週間づつクリスマスまでの日々を大切に過ごします。

それも質素に、厳かに。


年長さんが演じるキリストの降誕劇「ページェント」では、ヨセフ様もマリア様も、とても質素な服です。

きらびやかな要素はなく、とても厳かに劇はすすんでいきます。

聖書やその当時の社会をリアルに反映すると、そうなるのです。


「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」 ヨハネによる福音書 3章16節

大切な人に、贈り物を

私も子どもと一緒に幼稚園に通い、クリスマスはそういうものだと思うようになりました。

神は、イエスを世界に与え

東方の三博士はイエスに没薬・乳香・黄金を捧げ

羊飼いはマリアとヨセフに祝福を。

ギフトという言葉がしっくり来たのを覚えています。

年長の長女のために私が作ったクリスマスカード。


幼稚園が所属する教会のクリスマス礼拝にも1度だけ行きました。

仏教徒の私達も暖かく迎えてくださいました。

蝋燭の光と賛美歌で、厳かにキリストの誕生を祝う礼拝は、暖かで尊いものでした。


大切な人のことを考えて、贈り物を贈る。

キリスト教徒でなくても、クリスマスで年に一度、世界に、人に、想いをはせる日があってもいいんじゃないかな。

 

そんなふうに考えるようになったのは、幼稚園のおかげ、と感謝しています。

そして私がそう感じたことが娘にも伝わっているのを見て、

これが「教育」というものなんだな、と思いました。


イルミネーションも、いいな、と思います。

聖書の中で、光が羊飼いをイエスのもとに導いた、というのがあるのと

澄んだ冬の夜空に輝く光は、希望にも思えるから。

今年は節電しないといけないですけどね。

 

明日は第2アドベント。

ちょっといいお菓子を買って、みんなでお茶して、クリスマスを待ちましょう。


ユーハイム テーゲベック。アンバサダーをしてまして、いただきました。

昔ながらの「特別なお菓子」という感じがあって、アドベントにいいなぁと思いました。

あまぐりキッチン

Food Social Educator  「食で子ども・若者と社会をつなぐ」 美味しいとHappyはシェアしよう! 美味しいの世界は、深く広く、楽しい 知って食べることで、味も、日常も、世界も変わる その一口から見える世界を、未来を翔けるみんなに