願わくば花の下にて春死なん

大河ドラマ「べらぼう」の第27回のタイトルを見て気になって仕方がないので調べてみました

「願わくば花の下にて春死なん その如月の望月の頃」

西行の有名な歌

「願いがかなうなら、春の桜の花の下で死にたい それも、お釈迦様が入滅されたという、如月の満月の頃に」

という、西行の理想の死を表現した歌です

その如月の望月の頃というのが、旧暦の2月15日と言われています

今年の旧暦の2月15日は3月14日

私の母がその生涯を閉じた日です。


母はこの歌を知っていたのでしょうか

知っていたとしても知らなかったとしても、そんなことはどうでも良くて

母の人生の閉じ方は、なんと美しい終わり方だったのか、と

そして母はお釈迦様に手を差し伸べられて、それに応えるように旅立ったのだと

そう感じました。


亡くなってからますます母の偉大さに気づき、涙する日々です。

あまぐりキッチン

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